そんなヤンゴンのコロニアル建築群。いくつかはホテルに転用されているものもあります。
本日は「見るだけじゃなくて泊まりたい!」というそんなあなたの希望を叶えるコロニアルホテルのご紹介です。
なおお察しの通りお値段はそれなりとなっており、雨季で100~200ドル、観光シーズンはその倍程度と考えてもらえればよろしいかと思います。
というわけでいってみましょう。
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・ストランドホテル(Strand Hotel)
スーレーパゴダから徒歩で5分ほどと、ダウンタウン観光には好立地。ここに泊まってダウンタウンのコロニアル建築を見て回り100年前に思いを馳せるのがミャンマー観光の定番です。
またサーキーズ兄弟(Sarkies Brothers)により建てられたホテルという点も推しポイント。ここに泊まる以上はシンガポールのラッフルズホテル(Raffles Hotel)とペナンのイースタンアンドオリエンタルホテル(Eastern & Oriental Hotel)にも必ず泊まりたい。
ストランドホテルの詳細についてはこちらの記事を参照。
・ベルモンドガバナーズレジデンス(Belmond Governor's Residence)
大使館が集まる閑静なエリアにあるチーク造りのホテルは1920年代の建物。
アルメニア人商人のBalthazar家によって建てられたものですが、サーキーズ兄弟もアルメニア人なんですよね、当時のラングーンにおけるアルメニア系商人の繁栄ぶりに思いを馳せましょう。
ホテルとしての開業は1997年。
周りに何もないのでちょっと不便なんですが、その分ヤンゴンの喧騒から離れたリゾート気分が味わえるのではないでしょうか。観光の拠点にするというよりはホテルでゆっくりするのがお勧め。
4つのホテルのうち唯一泊まったことがあるので個人的には一押ししたい。朝食も美味しかったし満足度が高かったホテルです。
余談ですがBalthazar一族についての詳細は以下の記事を参照。
・Balthazar's Building
・Embassy of United States of America
・ヤンゴンエクセルシオール(Yangon Excelsior)
4つのホテルの中で最も近代的な設備を持つのが恐らくこちら。
2018年に開業したホテルで、かつては植民地ビルマで権勢を誇ったSteel Brothers & Co.,のビルマ本社だったとか。
外観も比較的近代的で、正確な建設年は不明ながら遅らく植民地時代後期のものではないかなと。
内装もがっつり改装が入ってしまっているので、正直「コロニアルホテル」という意味ではお勧め度は低いです。スーレーパゴダから徒歩5分と立地は抜群。
・サヴォイホテル(Savoy Hotel)
シュエダゴンパゴダの北側に位置するホテルで1995年開業。
残念ながらこのホテルについては詳細不明です。
ここのハンバーガーがヤンゴンで一番美味しい、と6年位前くらいから言われております。そんなどうでもいい情報しかお伝えすることがありません。
というわけで以上4つのホテルはヤンゴンに来るなら是非止まって欲しいですね!
というか僕も泊まりたいです。クラウドファンディングしたいです。
ご紹介したホテルの場所は下記の通り。ヤンゴン観光の一助となれば幸いです。
参考:お金はないけど泊まりたい、ヤンゴンコロニアルホテル5選
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Rosewood Yangonが夏にオープンするそうで、こちらも泊まってみたいホテルですが、何か情報は有りますでしょうか?
返信削除RosewoodはもともとNew Law Courtsという建物で1931年竣工、Thomas Olipahnt Fosterの設計です。少し前までケンピンスキーが入るという話でしたがいつの間にかRosewoodに変更になってました。
削除当時2018年冬オープン!といっていたので・・・本当に今年の夏にオープンするかはちょっと怪しいところですが、ヤンゴンコロニアル建築の中でも最大規模のものですのでいいホテルになると思います。
ちなみに日本占領時代は憲兵隊が拷問に使っていたとかいう曰くもあります。
有難うございました。
削除次回、Rosewood、どの程度出来つつあるのか見に行こうかと。
別件ですが、旧鉄道省の建物を利用すると言うペニンシュラ、さくらタワーのスカイビストロから見れば、残るのは壁だけなのですね。
外観はほぼ完成していると思います。あとは内装でどれくらい時間がかかるか、ですね。
削除旧鉄道省はリノベだと思っていたのでほぼ取り壊されてしまったのは予想外でした。
数少ない1800年代の建築だったので本当に残念ですが、コロニアル建築があるのはだいたい一等地なのである程度はしょうがないのでしょうね。。。