Bogyoke Aung San Museum

2017/08/29

Aung San Bahan Yangon City Heritage List

t f B! P L
Address : 15 Bogyoke Museum Road, Bahan Township, Yangon



ビルマ建国の父、アウンサン将軍(Bogyoke Aung San)の博物館。
日本大使館から少し東に進んだところを北に入り、ドイツ大使館をこえたあたり。
タクシーでいくならドイツ大使館、もしくは「アウンサンピャーダイ(ピャーダイは博物館の意)」。
博物館の南にあるNat Mauk RoadのNat Maukはアウンサン将軍の生まれた町の名前。


博物館は1921年建設のコロニアル建築で、日本軍のラングーン撤退後、1945年5月から1947年7月の暗殺までの間、アウンサン将軍とその家族が実際に住んでいた家を博物館として改造したもの。
民主化運動の中心でノーベル平和賞受賞者のアウンサンスーチー(Aung San Suu Kyi)もこの家で生まれた。
もともとこの家は中国人夫婦が所有しており、アウンサン一家が借りて住んでいた。
1948年に当時のビルマ政府が30,000Ksで買取り、1962年に博物館としてオープン。
アウンサン将軍暗殺後も、妻のDaw Kin Kyi及び3人の子供(Aung San Oo, Aung San Suu Kyi, Anung San Lin)は1953年に次男のAung San Linが敷地内の池で溺死するまで住んでいた。
なお、次男の死後はUniversity Roadにある現在のアウンサンスーチー宅に引っ越した。

建物は2階建てで、敷地入口にはアウンサン将軍が使用していた車(Wolseley)も展示してある。
一階にはダイニングとリビング、二階には寝室、書斎、会議室があり、家具等は実際に当時使われていたものが展示されている。
なお、残念ながら館内は撮影禁止。カメラは入口のロッカーに預ける必要がある。

また裏庭には農作業をするアウンサン将軍の像がある。
毎年彼の誕生日である2/13と殉教者の日である7/19は混雑する。


Open : 09:30-16:30(月曜祝日閉館)
Aung San Lin : 1953年1月16日没
Wolseley
2015/12撮影


スポンサードリンク

Author

散る散るミチル

ヤンゴンのコロニアル建築を中心にミャンマーのニッチな観光情報をまとめています。
日本帰国後は日本にあるミャンマー関連のものを中心に取り扱ってます。

あと最近仏舎利ハンターに転職して全国各地の仏舎利塔を巡っているので近いうちにこちらもまとめる予定。

ミャンマー以外の記事は別ブログをどうぞ。

死なない程度に死にたい。
にほんブログ村 海外生活ブログ ミャンマー情報へ

人気記事

  • Address : 茨城県常総市若宮戸 鬼怒川沿いの砂丘に、パゴダを模した高さ約48m慰霊塔が存在する。 この慰霊塔は第33師団(通称「弓」)歩兵第213連隊としてインパール作戦に従軍した故稲葉茂(2013年1月逝去)により、1989年4月にビルマで戦死した戦友の慰霊の...

  • Address : 愛知県名古屋市中川区新家2-1304 名古屋にはパゴダがある。 名古屋駅前にあるパゴダを模したと噂されるモニュメントではない。 市内に点在するパゴダの名を冠したアパート群でもない。 正真正銘のパゴダである。 2015年、名古屋市中川区にミッタディカ...

  • 言わずと知れたカプコンの格闘ゲーム、ストリートファイターシリーズに登場する秘密結社「シャドルー」。 その総統として知られるベガ(英名:M. Bison)のステージ中央にはこのTharrawaddy Min Bell(ターヤワディの鐘)がある。 画像は カプコン より ...

  • 2016/08/21放送の「乃木坂工事中」にて15thシングル「裸足でSummer」のセンターに抜擢された齋藤飛鳥が15thシングルのヒット祈願のため、母親の母国ミャンマーを訪問。 放送内容からわかる範囲で詳細を記録。今回はシュエダゴンパゴダ編。 参考: 齋藤飛鳥の...

  • 2016/08/21放送の「乃木坂工事中」にて15thシングル「裸足でSummer」のセンターに抜擢された齋藤飛鳥が15thシングルのヒット祈願のため、母親の母国ミャンマーを訪問。 放送内容からわかる範囲で詳細を記録。今回はホテル編。 参考: 齋藤飛鳥のミャンマー一...

Lonely Planet Myanmar (Burma)
Lonely Planet Myanmar (Burma)
posted with amazlet at 17.07.31
Simon Richmond David Eimer Adam Karlin Nick Ray Regis St Louis
Lonely Planet


Contact

名前

メール *

メッセージ *

QooQ