ビルマ建国の父、アウンサン将軍(Bogyoke Aung San)の博物館。
日本大使館から少し東に進んだところを北に入り、ドイツ大使館をこえたあたり。
タクシーでいくならドイツ大使館、もしくは「アウンサンピャーダイ(ピャーダイは博物館の意)」。
博物館の南にあるNat Mauk RoadのNat Maukはアウンサン将軍の生まれた町の名前。
博物館は1921年建設のコロニアル建築で、日本軍のラングーン撤退後、1945年5月から1947年7月の暗殺までの間、アウンサン将軍とその家族が実際に住んでいた家を博物館として改造したもの。
民主化運動の中心でノーベル平和賞受賞者のアウンサンスーチー(Aung San Suu Kyi)もこの家で生まれた。
もともとこの家は中国人夫婦が所有しており、アウンサン一家が借りて住んでいた。
1948年に当時のビルマ政府が30,000Ksで買取り、1962年に博物館としてオープン。
アウンサン将軍暗殺後も、妻のDaw Kin Kyi及び3人の子供(Aung San Oo, Aung San Suu Kyi, Anung San Lin)は1953年に次男のAung San Linが敷地内の池で溺死するまで住んでいた。
なお、次男の死後はUniversity Roadにある現在のアウンサンスーチー宅に引っ越した。
建物は2階建てで、敷地入口にはアウンサン将軍が使用していた車(Wolseley)も展示してある。
一階にはダイニングとリビング、二階には寝室、書斎、会議室があり、家具等は実際に当時使われていたものが展示されている。
なお、残念ながら館内は撮影禁止。カメラは入口のロッカーに預ける必要がある。
また裏庭には農作業をするアウンサン将軍の像がある。
毎年彼の誕生日である2/13と殉教者の日である7/19は混雑する。
Open : 09:30-16:30(月曜祝日閉館)
Aung San Lin : 1953年1月16日没 |
Wolseley |
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