1898年完成のアングリカン教会。
正式名称は"Saint Michael's and All Angels Church"。
もともとは1874年にJames A. Colbeckがこの場所で布教活動を行ったのが始まり。
また1883年2月12日に恐らくミャンマーで最初の神学校が、Colbeckの後を引き継いだJohn Faircloughにより開校。
この神学校からは1883年の開校から15年の間に49人(ビルマ族12人・カレン族36人・タミル人1人)の聖職者を輩出するなど、当時のビルマでの布教活動において大きな役割を果たした。
1890年にはKemmendine教区(Parish)となり最初の司祭であるT. Rickardが着任。
当時の教会は木造で、たびたび白アリの被害にあい修理を繰り返していたが1893年には完全に崩壊してしまった。そのため、今後の安定的な活動のために新たな教会の建設が決まった。
1896年12月22日にラングーンの第二代司教John Miller Strachanの妻であるHarriet Nicholoson Strachanにより礎石が置かれ、1898年11月1日の諸聖人の日(All Saints' Day)にてJohn Miller Strachanにより奉納式が行われた。教会の設計はW. C. Patterson。
また、教会建設の費用の大部分はU Taloke Pyuとその妻であるDaw Moeが所有していた土地を売却して得た資金により捻出。
完成当時、身廊部分だけは現在のものと違い、神学校で使われていた木材を使用して作られた木造であったが、1978年に現在のレンガ造りの身廊になった。
また付設の教会堂は1994年建設のもの。
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