門司で味わうビルマの味(うどん屋花千里:ビルマうどん)

門司港と言えば太平洋戦争時に多くの日本兵が中国大陸や南方戦線へと出発していった場所。
ミャンマーとも繋がりが深く、日本で唯一のミャンマー人僧侶が常駐する世界平和パゴダ(World Peace Pagoda)があることでも有名ですね。
そんな門司の名物料理、「ビルマうどん」を食べてきました。


参考:



ビルマうどんは門司港駅近くの栄町銀天街にあった「玉寿司」のまかない料理が発祥だそうです。
玉寿司の大将が戦時中ビルマで捕虜になった際に現地で食べたカレー味の鳥の煮物がルーツだとか。
かつては玉寿司と、暖簾分けした「千代本」で食べることができたビルマうどん。長年門司の名物料理として地元の人はもちろん、観光客にも愛されていたらしいですが、残念ながら現在はどちらのお店も閉店済み。


しかしビルマうどんの灯を絶やしてはいけない、と千代本の大将から作り方を教わって2012年に復活させたのがこの「うどん屋花千里」。
作り方はもちろん、材料等の仕入れ先も当時と同じところだとか。

うどん屋花千里

〒800-0025
福岡県北九州市門司区柳町2-3-17
093-381-8833
定休日:日曜・月曜


そんなわけでビルマうどんです。
単品670円、ご飯とセットで720円(2020年1月現在)。
食べ終わった後にご飯を入れて雑炊にするのもおすすめ!と聞いていたのでご飯セットにしました。



あっさりとした和風だしをベースにしたカレーうどんって感じでしたね。ビルマ感は・・・ほとんど感じませんでした。
ちなみに辛さは調整できるとのことで辛いのが苦手な人には出汁を多めに、辛くしてほしい場合は唐辛子を追加で投入するそうです。個人的には唐辛子追加すればよかったかな、というところ。
ビルマうどんの他にもビルマそうめん、ビルマちゃんぽん、ビルマチーズリゾット等もできるらしい。もうなんでもありだな。


益子のビルマ汁とともに日本で味わうビルマの味の代表です。
世界平和パゴダとともにミャンマー好きの方には是非とも訪れてほしいお店。

参考:
うどん屋花千里(公式)


2020/01撮影




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