ヤンゴン在住者のお勧めアウンサン将軍像10選(後編)

お待たせしました。
前回に続いて本日はヤンゴン中級者向けのアウンサン将軍像をお届けします。

参考:
ヤンゴン在住者のお勧めアウンサン将軍像10選(前編)


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・アウンサン町技術学校(Aung San Myo Technical High School)


どういった経緯かはわかりませんが、ヤンゴン北にアウンサン町(Aung San Myo)というのがあります。アウンサン駅もあるので鉄道好きの方には馴染みがあるかもしれませんね。
そのアウンサン町にある技術学校敷地内にあるのはもちろんアウンサン像。
ちょっぴり雑な作りの胸像でほんとにこれアウンサン?という感じの出来栄えです。





・アウンサン像公園(Bogyoke Aung San Statue Park)

正式名称は不明ですが、同じくアウンサン町にはもう1つあるんです。
比較的広い公園内の中央に鎮座するのは毎度おなじみアウンサン将軍。
残念ながらあまり公園は管理されている様子もなく、人よりも野良犬のほうが多いので訪問の際はお気を付けください。
公園は管理されてない割に像は立派です。









・トゥミンガラー公園(Thu Mingalar Park)


さて続いては南オッカラパ(South Okkalapa)にあるThu Mingalar Park。
こちらはなんと2体のアウンサン像、しかも比較的新しめです。

公園北側に位置するのは・・・どこかで見たことがありますね。
そうです、カンドージと同じポーズです。
よく見ると手の角度や顔の傾き加減等々違いはありますがそんなこと誰も興味ないですよね。







そして南側にあるのはコートを着たアウンサン将軍。
このコート姿のアウンサンは目にしたことがある方も多いかもしれません。

戦後の1947年1月にアウンサンを代表とする行政参事会のメンバーがロンドンを公式訪問し、「アウンサン・アトリー協定(Aung San-Atlee Agreement)」が締結されました。
この公式訪問の際に着ていたのがこのコート。
そしてこのコートはロンドンへ向かう途中に立ち寄ったインドでネルー首相(Jawaharlal Nehru)より贈られたものです。
コートの実物はアウンサン博物館にも展示されているのでこちらも要チェックですね。

像自体はアウンサン将軍の生誕100年を記念して、2015年2月13日に建てられたものです。








・Golden Park


最後の1つはこれまたちょっと郊外の北ダゴン(North Dagon)。
南オッカラパと北ダゴンを結ぶ橋の袂にあるこのアウンサン像はトゥミンガラー公園南にあるものと同様コート姿です。
注目すべきはアウンサン像の後ろにある8本の柱。これは1947年7月19日に暗殺された殉教者達を記念したものです。他の場所と違いアウンサンだけでなく殉教者全員を記念している点は特筆すべきでしょう。
こちらは2018年2月13日に除幕式典が行われました。恐らくヤンゴンで最も新しいアウンサン像ではないでしょうか(2019年2月時点)。

Burbrit Breweryの近くにあるのでもしかしたらご存知の方もいるかもしれません。
あとヤンゴンのシンガポールの近くですね、ここまで来たらマーライオンにも会いに行きましょう。

参考:
ダウンタウンから1時間で行けるシンガポール







というわけでヤンゴンにあるアウンサン将軍像のお勧め10選でした。
最後に今回の10件をまとめた地図を載せておきます。
アウンサンの思い出を辿る旅の際にご利用ください。





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