別名Immaculate Conception Cathedral。
"Immaculate Conception"=「無原罪の御宿り」は、聖母マリアがその存在のはじめから原罪を免れていたという考え方でカトリック特有の教義。所謂マリア崇敬の一つ。
カトリック教会特有のマリアの呼び方として、この「無原罪の御宿り」があるため、Saint Mary=Immaculate Conceptionであり、どちらも「聖母マリアの大聖堂」の意味になる。
ミャンマーで最も大きい赤レンガ造りの大聖堂で、上述の通りカトリック教会。
中央に薔薇窓、両側に2つの尖塔を持つネオゴシック様式。
オランダ人のJoseph Cuypersにより設計され1895年6月着工、1899年11月19日竣工。
ただしその後も工事を続け、完全に完成したのは1911年2月22日。
下ビルマの初代司教(厳密な肩書きは「Vicar Apostolic : 非カトリック地域の名義上のカトリック司教」であり「Bishop : 司教」ではない)であったPaul Ambroise Bigandetが当地のカトリック教徒の増加に伴い、新しい大聖堂の必要性を感じ計画したのが始まり。
隣接する Basic Education High School No.6(St. Paul's High School)の土地を当時のインド政府より無償提供され建設用地とする。
なおこの建設計画が始まる前にPaul Ambroise Bigandetは死去したため、次の司教であるAlexandre Cardotがこの計画を引き継いだ。
もともとはSecretariat Officeの設計を行ったHenry Hoyne-Foxがビザンティン建築で設計し工事が始まったが、その後にそれを修正する形でJoseph Cuypersが現在のネオゴシック様式で再設計し、既に進んでいた工事に合うように建設を続けた。
実際に現地で建設に携わったのはオランダ人神父のHendrick Janzenで大聖堂の入口に彼の墓所がある。完成の5ヶ月後である1911年8月1日に没。
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