ヤンゴンに数多く残るコロニアル建築の中でも最高傑作と名高い(個人の感想です)、Secretariat Office(Ministers' Office)。
長らく一般公開はされておらず7月19日の殉教者の日のみの公開でしたが、最近ようやく一般公開が始まりました。
また改修工事も始まっており、案内をしてくれた人曰くあと3年ほどで終わるとか。多分3年じゃ終わらないでしょうけど。
というわけで行ってきましたSecretariat Office。
結論から言えば是非参加すべき。素晴らしいツアーです。シュエダゴンパゴダと双璧を成すヤンゴン観光のハイライト。
参考記事:
Secretariat Office (Ministers' Office)
7月19日の殉教者の日とともに時々イベントが行われて内部の見学が可能だったこの場所。
とはいえ7月19日は朝から並んで数時間待ち、なんてこともざらでなかなか難しい。
内部見学可能なイベントはだいたい南ウィングの1階と2階のみでしたが、このツアーは違います。南ウィング以外も見られます。
敷地東南側(Theibyu Road)の入口で受付とツアーの代金を支払い、ガイドとともに中へ入ります。
ちなみに入場料は6ドルもしくは9,000チャットです(2019年1月時点)。
そして南ウィングの東側から中へ。そのまま中庭に抜けます。
この中庭、ミャンマーの歴史上非常に重要な場所です。
1948年1月4日、掲げられていたユニオンジャックが下ろされ、そして代わってビルマの国旗が掲げられたのです。言うなればミャンマー独立の地ですね。
ちなみに独立記念日に何かイベントがあったのかと確認したら何もなかったそうです。うそーん。重要な場所って書いたのに。。。
それはともかくとして、この建物は南ウィングから建設が始まり(1889年)、次いで東西のウィングを建設し1905年に竣工となりました。北側は馬車を停める場所になっていたそう。
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南ウィング |
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南ウィング |
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西ウィング |
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東ウィング |
そして中庭を通り、正面にあるのはかつて国会議事堂として使用されていた建物。
内部の天井はユニオンジャックを模している、とのことですが・・・ほんとに?たまたまでは?という気分。まぁでもそういうことにしておきましょうか。
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天井はユニオンジャック |
そしてそこから西ウィング内部へ。中央の螺旋階段が美しい。
古い木の階段を昇り2階へ、そのまま内部を見て回り例の暗殺の場所も見学できます(中には入れず)。
暗殺当日はこの西側から侵入したとか。
当日の侵入経路から逃走経路、またボディガードの死亡場所等も説明してくれます。
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暗殺現場 |
あとこの西ウィングの床タイルはスイス製、南ウィングはインド製と建設時期がずれてることからそういった違いがあるのもチェックポイント。写真は失念しました。
また柱はスコットランド製だそうです。
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柱はスコットランド製 |
そして中央南ウィングに戻り、今まで入れなかった3階に上がります。
ガイド曰くここからの中庭のビューがお勧めとのこと。
それからチェックポイントしては螺旋階段の手すりにいるヴィクトリア女王ですね、これも見逃せない。
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ヴィクトリア女王 |
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お勧めビュー |
そんなわけで僕の場合は正味1時間。
2019年1月の時点で東ウィングには入れませんでしたが工事の進捗によっては今後見学エリアも増えていくのではないでしょうか。
とはいえ構造は恐らく西ウィングと同様。
西ウィングの内部はほとんどがらんどうで柱や階段、ドアに当時の面影を探すだけとなりますので、同様の構造だとすると東西どちらかの見学とかになるのかな。
というわけで超おすすめ。お休みなしで毎日9時~17時で空いているそうです。
予約は不要とのことですが、ガイド無しでの見学はできないため予約していったほうが無難かと。
お勧めはもちろん9時。土曜の9時に行きましたがその時は他に人もおらずのんびり見ることができました。一周回って戻ってきたときには団体客もいたのでやはり朝一がよろしいかと。
予約はこちらから・・・ですが上のページは問い合わせしても返事なかったのでFacebookから連絡したほうが良いかもです。
Asia Tours Myanmar
Asia Tours Myanmar(Facebook)
The Secretariat Renovation Tour
・Open Daily(09:00-17:00)
・Entry Fee : 6USD or 9,000MMK (Foreigners) / 3,000MMK (Myanmar)
・Phone : 01-8398420 / 09-427273018
・Mail : info@asiatoursmyanmar.com
2019/01撮影
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