Address : 21 Pearl Lane, Bahan Township, Yangon
Mayor's Guest House
Address : 22 Pearl Lane, Bahan Township, Yangon
英国植民地時代、Chartered Bank of India, Australia and China(現Standard Chartered Bank)代表の住居として使われていた建物。 現在はMya Yeik Nyo Hotelとして営業中。
ヤンゴンでも二番目に高い丘である"Mount Pleasant"の頂上にある。
ちなみにヤンゴンで最も高い丘はShwedagon PagodaのあるSinguttara。
1874年頃、チャータード銀行のAlexander Watsonが自身の別荘として建築。
当時Kokineと呼ばれていたこのエリアは、鬱蒼としたジャングルで他に家はほとんどなかったといわれている。
1920年代中頃からチャータード銀行の代表宅になり、日本軍による占領時は接収され使用されていた。戦後は何人かのビルマ人所有者の手を経て1997年に現在のMya Yeik Nyo Hotelとして開業。
なおチャータード銀行は1858年にラングーン支店開業、当時のラングーン支店は現在Myanma Economic Bank Branch 2として現存しており、こちらもYangon City Heritage Listに掲載。
Mya Yeik Nyo Hotelは1992年に建設を始めた新館と、Mayor's Residence及びMayor's Guest Houseの3棟からなる。
特にMayor's Residenceは別名"White House"と呼ばれる初期のコロニアル建築。
現在は宿泊施設ではなくジムやバー、ビリヤード場といったホテルの付帯施設として使われている。
Mayor's Guest Houseのほうは老朽化が激しいため現在は使用されておらず、内部立入不可。確証はないが建築様式や住所から推定してこれがMayor's Guest Houseだと思われる。
*新館が20 Pearl Lane、Residenceが21 Pearl Lane、Guest Houseが22 Pearl Lane
参考文献:
Cambridge University Press
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