マレー半島の最南端、そしてユーラシア大陸の最南端。
ユーラシア大陸の端っこと言えば西端のロカ岬(ポルトガル)が有名ですが、南端はここマレーシアのピアイ岬。北緯1度15分、東経103度30分。
ちなみに北端・東端はともにロシアですが一般の訪問はかなり難しそう。
ピアイ岬(タンジュンピアイ)はマレー半島の先端に位置し、マラッカ海峡、シンガポール海峡、そしてジョホール海峡の合流地点という世界でも有数の海上交通の要所で、岬からは多くの船舶を見ることができる。
周辺はタンジュンピアイジョホール国立公園(Tanjung Piai Johor National Park)に指定されており、マングローブや野生動物を観察するための遊歩道が整備されている。また2003年にはラムサール条約の登録湿地に指定された。
ピアイ岬まではバス+タクシーが恐らく一般的(以下2016年11月時点)。
ジョホールバルを起点にJB SentralのバスターミナルからLarkinバスターミナルへ(1.7RM、所要10分程度)。そこから96番バスに乗り換えてPontianへ(5.4RM、所要1時間~1時間半)。Pontian行きのバスは比較的本数が多そう。
Pontianからピアイ岬最寄りのKukupまでは1時間に1本(6時~22時、2.9RM)バスがありますが、訪問時はタイミングが合わずPontianのバスターミナルからタクシーを使いました。
往復(現地待ち時間込み)で70RM、今ならUBER/Grabとか使ったらもっと便利なのかしらん。
あ、Kukupまでいってもそこからはタクシーです。歩くのはさすがに厳しそう。
そして公園自体の入場料は20RM。外国人料金はちょっぴり高め。
公園入口に巨大なモニュメントと、中にはいって岬の先端にも地球儀型のモニュメント、計2つの最南端モニュメントがあります。
またマラッカ海峡に突き出た東屋もあって、実はこっちのほうが碑のある場所より南なのでは・・・?という気もする。
公園内事務所では最南端到達証明書の発行も可能だとか。また公園入口にはポストもあるので最南端からのお手紙投函も可能。
海峡を挟んでシンガポールとインドネシアが見えます。
ここが最南端、そして3ヵ国の国境。Wikipediaに寄れば三国国境は世界に約176存在するそうです。「おぉ・・・ここが1/176か・・・」なんて思う人は少数派でしょうね。
ぶっちゃけ観光地としてはたいしたことないですが、端っこ好きや三国国境マニアの方は是非是非。
参考:
Tanjung Piai (Official)
Pulau Kukup (Ramsar Sites Information Service)
三国国境(Wikipedia)
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