納沙布岬(本土最東端)

Address : 北海道根室市納沙布



一般人が訪問できる日本の最東端はこの納沙布岬。
根室半島の先端に位置し、岬からはロシア連邦による実効支配が続く歯舞諸島や国後島を肉眼で見ることができる。東経145度49分、北緯43度23分。根室十景の1つ。

日本の最東端は南鳥島の坂本崎(東経153度58分、北緯24度17分)だが、一般の上陸は不可であることから実際に訪問のできる日本最東端はこの納沙布岬となる。
また離島を除く日本の本土最東端であり、北方領土を除く北海道の最東端でもある。


岬の先端からは北方四島のうち水晶島や貝殻島(いずれも歯舞諸島)、国後島を望むことができ、こうした地理的要因から周辺には北方領土関連施設や碑が多くある。
代表的なものとしては北方領土返還運動のシンボル像である「四島のかけ橋(しまのかけはし)」や戦前の島民の生活関連資料を展示した「望郷の家」、北方領土問題関連資料を展示した「北方館」があり、またミャンマーに関わっている人にはお馴染みの笹川良一氏(笹川陽平氏の父)により建てられた高さ96mの千島の砦(旧称:笹川記念平和の塔)もある。

岬の先端に建つ納沙布灯台は1872年(明治5年)に設置された北海道で最初の洋式灯台で、日本の灯台50選にも選ばれている。現在の灯台は1930年(昭和5年)に建てられたもの。

なお、納沙布岬は本土最東端で年間のほとんどの時期で離島を除く平地で最も早く朝日を望むことができる場所となっており、元旦には初日の出を見るため多くの観光客で賑わうが、緯度の関係から元旦の平地で最も早く日が昇るのは犬吠埼となっている(2019年初日の出 納沙布岬:6時49分 犬吠埼:6時46分)。

参考:
国立天文台 初日の出が日本で一番はやい場所はどこ?


公共交通機関を利用して訪問する場合は根室駅より根室交通納沙布線バスで納沙布岬までバスで44分、1070円(往復割引有)。
また根室市では四極踏破証明書(*)の交付を行っており、岬にある北方領土資料館で入手が可能。その他、根室市役所商工観光課及び根室市観光協会でも入手可能。詳細は参考リンク参照。
(*北:宗谷岬 東:納沙布岬 南:佐多岬(鹿児島) 西:神崎鼻(長崎))

参考:
根室市観光協会 納沙布岬
根室市 四極踏破証明書を交付しています
根室交通 路線バス時刻表


余談だが、2月7日は「北方領土の日」となっている。
これは1855年(安政2年)の2月7日に日魯通好条約が調印されたことをちなみ、北方領土返還要求運動の全国的な盛り上がりを図るために1981年(昭和56年)に設定されたもの。
四島のかけ橋
千島の砦(笹川記念平和の塔)

貝殻島灯台
奥に見えるのは国後島の羅臼山
2015/05撮影




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